朗読 時代劇いろいろ25「江戸前新巷談 8」本山荻舟

「江戸前新巷談 8」
作:本山荻舟
読み手:武葉槌


<今回の音声は。。。>

時代劇いろいろ、25作品目、その8です。
しばらくは、本山荻舟先生作の、「江戸前新巷談」を一時間前後に分けて読ませていただきます。

こちらは青空文庫に載っていたものではないのですが、「え」から始まる作品が青空文庫にほぼ無いので、こちらを読ませていただきます。

江戸時代にあった噂話みたいな、都市伝説みたいな短い話を集めた巷話集です。

・辻斬甚内

~~おこりという病気に霊験のあるという甚内さんの話。。。
おこり、と言うのは今で言うマラリアだそうです。
マラリアの症状は、三日熱マラリアの場合48時間おきに、四日熱マラリアの場合72時間おきに、繰り返し激しい高熱に襲われるそうで、キニーネが治療薬だそうです。多分本文中の「キニン」というのがこのキニーネだと思われます。
ちなみにこの話に出てくる、甚内さん。以前朗読した吉川英治先生の「宮本武蔵」に登場する伊織のモデルではと思われるのですが、伊織が将来こんなことになっちゃうのかとすこしがっかり。

・化かされ夜道

~~落語のネタみたいな話。なんかのんびりして好きだな~と。

・大黒割り

~~その当時大流行した「出世大黒」の話。あれあれ、この右近さんのシステム、今でもどこぞの宗教でやってるシステムですよね。。。

・留守宅の怪

~~小悪人の役人が出会った怪とは。因果応報ですね。。

・朝桜の精

~~わがまま隠居が桜を見に行った話。粋ですな。。。

 

 

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「時代劇いろいろ」の企画について

この企画は、青空文庫に載っている、日本の文学、小説を、私、武葉槌が独断と偏見で、「これは時代劇だ」と思ったものを、タイトルを五十音順に朗読していくというものです。
タイトルを五十音順なので、かなりランダムにいろいろな先生のいろいろな作品を楽しめるかと思います。

・岡本綺堂先生、山本周五郎先生、吉川英治先生の作品は、専用のカテゴリーがあるので、この企画には載せない。
・シリーズものは、3作以上あるものは、載せない。
・差別的な表現などは言い換えたり、飛ばしても意味の通るものは飛ばしてよんでいます。あらかじめご了承ください。

☆☆☆朗読中、「あれ、これはこう読むんじゃないかな?」と、読み間違いに気付かれることがあると思います。
☆☆☆これは、作者の先生のクセの場合と、読み手の読み間違いの場合があります。
☆☆☆いずれにしても人間のすることですので、間違いはある、ということで、笑ってお聞き流しいただけたら幸いです

 

素人のクセだらけの読みですが、気に入っていただけるとうれしいです。