朗読「悟浄出世」 中島敦

日本文学

「悟浄出世」
作:中島敦
読み手:武葉槌

 

<今回の音声は。。。>

You Tubeで、「西遊記」の朗読の連載をしたあと、それにちなんで読ませていただきました。
西遊記の中ではほとんど活躍しなかった悟浄にスポットライトをあてて、独特の中島先生の切れのある文体で書かれている小品です。

中島先生の悟浄に対する愛情というか、愛着というか、そういうものがにじみ出ているような、とても良い小説だと思います。
内容は、悟浄が三蔵に出会う前、まだ妖怪として自分が何者なのか迷っているころのお話です。

 

「わが西遊記」について

「wikipedia」より
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『わが西遊記』(わがさいゆうき)は、中島敦の未完の(と思われる)小説の連作。
「悟浄出世」と「悟浄歎異―沙門悟浄の手記―」の短編2編が書かれ、各々の末に「―「わが西遊記」の中―」と書かれていることから、『わが西遊記』と総称されている。

『西遊記』を題材に、沙悟浄を主役とし、中島敦は「僕のファウストにする」という意気込みで書いた。

1941年(昭和16年)5月8日の田中西二郎宛の葉書と、同年6月深田久弥宛の書き置きに「西遊記に取材した小説を執筆中」とある。

「悟浄出世」と「悟浄歎異」は共に、1942年11月、今日の問題社発行の『新鋭文学全集2 南島譚』にて初出である。

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今回使ったテキストは、青空文庫のテキストを利用させていただきました。

差別的な表現などは言い換えたり、飛ばしても意味の通るものは飛ばしてよんでいます。あらかじめご了承ください。

 

素人のクセだらけの読みですが、気に入っていただけるとうれしいです。

 

武葉槌
武葉槌

武葉槌の「日本の文学」朗読をまとめて聞きたい方はこちら。
https://audiobook-edo.com/?p=1280