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「to196_hatamoto11-3.mp3」51MB
<今回の音声は。。。>
佐々木味津三作、「旗本退屈男 第十一話 千代田城に乗り込んだ退屈男 下」です。
今回の話は長いので、上中下、三回に分けてアップすることにしました。梅甫と小芳に横恋慕した腰元治右衛門(こしもとじえもん)は、二人の後ろ盾になった主水之介を陥れようと悪だくみをしました。
命を狙われる主水之介でしたが。。。※今回で旗本退屈男全11話分読み終わりました。今までありがとうございました。
また会える日があればいいなと思っております。お元気で。
音声に使った本は。。。
昭和26年3月30日発行
出版社:春陽堂
「旗本退屈男 後編」
著者:佐々木味津三
「旗本退屈男」について
昭和3年から書かれた「右門捕物帳」の次の年、昭和4年から書かれた大衆小説。
両作品とも発表された翌年に映画化され、大人気となった。
主人公早乙女主水之介のトレードマークになっている額の三日月傷は、31歳の時に7人組の剣客と戦った時についたもの。
この三日月傷は江戸中で有名で、知らない者はないという設定である。
普段は頭巾や編み笠で顔を隠しているが、いざというときに顔を出し、三日月を見た人は恐れ入ってしまう。
三日月傷を水戸黄門の印籠代わりに、悪者を懲らしめる、勧善懲悪の痛快な作品。
ちなみに、映画やテレビドラマでおなじみの「天下御免の向こう傷」の決め台詞は小説では出てこない。
差別的な表現などは言い換えたり、飛ばしても意味の通るものは飛ばしてよんでいます。あらかじめご了承ください。