「おたふく物語 3」
作:山本周五郎
読み手:武葉槌
<今回の音声は。。。>
「おたふく物語」を読ませていただいています(全6回連載)。
今回は第三回目、「湯治」の前編です。おしずのがんばりで、おたかの縁談がうまくいっていた。
そんなある日、おしずとおたか姉妹、仲人の絹女とこれから姑になるおてつの女4人で熱海に湯治に行く話がでた。
二つ返事で湯治に行くことにしたおしず。おしずは大の旅行嫌いなのに、どうして湯治に行くことにしたのか不思議に思うおたかだったが。。。
「おたふく物語」について(解説より抜粋)
この作品は、昭和24年から26年にかけて執筆した作品である。
シリーズ第一作「おたふく」は、昭和24年4月号の「講談雑誌」に、第二作「妹の縁談」は、25年9月「婦人倶楽部増刊号」に、第三作の「湯治」は、昭和26年3月号「講談倶楽部」の順で発表された。
昭和30年に河出文庫に採録されたとき、「妹の縁談」「湯治」「おたふく」の順に再編集された。
いわゆる「下町もの」の作品。
「山本周五郎全集を読む」の企画について
この企画は、私が家に持っている、山本周五郎先生の全集を1巻から順に読んでいこうという無謀なものです。(^^;)
最後まで読み続けられるかどうか、生暖かい目で見守っていただけますと幸いです。
出版社:新潮社
出版日:昭和57年7月
・差別的な表現などは言い換えたり、飛ばしても意味の通るものは飛ばしてよんでいます。あらかじめご了承ください。
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素人のクセだらけの読みですが、気に入っていただけるとうれしいです。